ジョージジェンセン|Georg Jensen の通販店舗 【ジョージ ジェンセン・スタイル】

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■銀製品シルバーのお手入れ方法について



   → こちらの ブログにまとめました♪




シルバーアクセサリーやジュエリー、

スターリングシルバー、純銀製の銀食器は、

とっても素敵なんだけれど、


すぐに黒く変色するから、

お手入れが 大変。。。面倒。。。

と 思うことは ないですか? 



確かに、お手入れせずにいると

最初は ピカピカだったシルバーでも

すぐに くすんできたり、

いつのまにか すすけたように

黒く 変色してしまうことも しばしば。



このように、シルバーが 時間が経つにつれて、

だんだん黒く変色するのは

「硫化」という現象が原因です。



銀というのは、ゴールドやプラチナと比べて

化学的に不安定な物質なので、



放置した状態だと

空気中の硫黄分などと反応して

表面に黒い皮膜をつくります。



大切にしていた

シルバーアクセサリーやジュエリー、銀食器が

さあ使おうと思ったときに


取り出してみたら

くすんで 輝きを失っていたり、

黒ずんでいたら ガッカリですよね。。。




でも、良い銀磨き製品を使って、

正しい方法で磨き、

正しいお手入れ方法を覚えれば、

簡単にメンテナンスができます。



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■シルバーのお手入れ方法について(1)


しかし、ちまたには

たくさんの製品や 銀磨きクロスなどが

市販されていて、いったい どれがいいの?と

迷ってしまいますよね。。。


いろいろ種類があるので、実際に 使ってみて

合ったものを 選べば 良いと思うのですが、



たとえば、中には純銀には 強すぎる強酸を使った

銀磨き製品や、研磨剤が硬すぎる 銀磨きクロスなどもあって、

これらは おすすめできません。



もうすでに

ご自身で 見つけられた

お気に入りの シルバーケア製品が

お手元に あるかもしれませんが――



わたしは、純銀製品を 傷めにくい

ハガティ社の銀磨き製品を使用しています。



(1)液体タイプのクリーナー、

(2)ペースト状の銀器磨き

(3)シルバーアクセサリーやジュエリー用のクロス(磨き布)を


主に これらを 単独で あるいは その時々に 状態に合わせて

組み合わせて 使っています。


液体タイプでは、一番最初に 試してみたのは

小さな 容器に入った タイプのものでしたが、



今は、シルバーディップ(シルバーバス)という

500ml入りの 大きなものを使っています。

H-1.jpg


これは、もともとは筒状のカトラリー専用の

液体タイプのクリーナーですが、



必要量だけ別容器に移し替え、繰り返し何度も使えて、

またカトラリー類だけでなく、シルバーアクセサリーにも 同様に 使うことができて

とっても お得で お手入れも簡単、便利です。



また、シルバーバス、シルバーディップでは、

大きすぎる、大容量すぎる 場合には、

同じような液体クリーナーで

以下のような 「シルバークリーン」も おすすめです。
DSC00590.jpg


使い方は、銀製品を こうした液体クリーナーに 10秒ぐらいつけた後に

取り出して 流水で よくすすぐだけ。


シルバー・アクセサリーや、カトラリーなどを

こうした 液体クリーナーにつけると、


一瞬で 見事なまでに 黒い硫化皮膜がとれて、

シルバー本来の銀の輝きがよみがえります。



表面にクリーナーが残っていると 変色の原因になるので

キレイになったら、クリーナーの液を 水でよく洗い流します。

そして 柔らかい布などで 水分を拭きとっておきます。



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とっても 便利な液体クリーナーではありますが、

注意すべき点も あります。


液体クリーナーは 強力なものが多いので、

銀以外の素材も 一緒に 使われているアイテム、



たとえば シルバー以外のお石には、

変色などの原因になるので、

絶対つかないように、注意することが必要です。


それから ジェンセンの作品には

燻し仕上げを してあるものも 多いですが、



そのまま ドボンと、、、

液体クリーナーに つけてしまうと

黒い部分が 全部とれてしまいますので



燻しの良さを残しておくもの、

ピカピカに磨き上げるものなど、

アイテムによって、判断して使い分けることが

大事です。



それから 肌の敏感な人は、 

クリーナーの液が直接手に触れないように、気をつけるようにして、

また 触れた場合は 水でよく洗って下さいね。



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■シルバーのお手入れ方法について(2)


さて、シルバーのお手入れ方法についてですが、

文字だけで説明しても

よくわかりませんよね。



ですので、

今日は そうした ハガティ社の銀磨き製品、


●液体タイプのクリーナー、「シルバーディップ(シルバーバス)」

●ペースト状の銀器磨き「シルバースミス・ポリッシュ」

さらに ヨゴレや変色が取れない場合の

シルバー・フォーム

シルバークロス


を組み合わせて使って、

実際に磨いてみたときの状況を

写真とともに ご報告しますね(*^_^*)



ちょうど 先日 買い付けた

アンティークシルバー、

150年ぐらい前の

とっても素敵な Kirk のキャンドルスナッファーが

我が家に 届きました。


しかし、外側も内側も、すすけたように 真っ黒。。。

が、シルバーのお手入れをすると、

見事なまでに ピカピカに

磨きあがりました(*^_^*)。


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まず、シルバーのお手入れを始める前の状態です。
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アンティークシルバー、150年ぐらい前の

Kirk のキャンドルスナッファーです。

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中も外も すすけたように

真っ黒です。

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では、ここで まず最初に

液体タイプのクリーナー、非常に頼もしい

「シルバーディップ(シルバーバス)」の登場です。


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銀器カトラリーはもちろん、

シルバーアクセサリーのクリーニングにも使えます。


中には、写真のような白いカゴ、バスケットが入っているので

カトラリーを洗うときにも便利ですし、

クリーナーの中に 落として拾えなくなるようなことはありません。


大容量たっぷり入っていますので

より小さい アクセサリーをクリーニングするときには

別の容器に移して使えば 何度も使えます。



さあ、どのくらい、綺麗になるでしょうか?





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■シルバーのお手入れ方法について(3)

 


まず、液体タイプのクリーナー、

「シルバーディップ(シルバーバス)」の中に入っている

白いカゴに こんな風に つけると……


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全体的には このくらい キレイになりました。

ハンドルの先端は まだクリーナーにつけていないので

色が微妙に違いますね。。
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ハンドルの左半分は、液体クリーナーにまだつけていない方で

右半分は、液体クリーナーにつけた側です。

色がかなり変わっています。
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さらに細部を見ていくと、
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内側もキレイになったでしょうか??
DSC00572.jpg


外側はだいぶ変色が取れてキレイになりましたが、

内側には まだヨゴレや変色がこびりついたようになっていて

そう簡単には落ちません。。。
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液体クリーナーは、強力でお手入れも簡単、

心強い助っ人ではありますが、

そのままだと シルバーが白っぽくなってしまうので


もとの輝きを取り戻すために

私の場合は、他にもいくつか その時々で クリーナーなどを

組み合わせて 使っています。




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では、液体クリーナーだけではキレイにならない場合、

次に登場するのは

●ペースト状の銀器磨き「シルバースミス・ポリッシュ」です(*^_^*)
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シルバーのお手入れをする場合、液体クリーナーは使わず、

もちろん、このペースト状の「シルバースミス・ポリッシュ」と

クロスだけでも よいですよね。



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■シルバーのお手入れ方法について(4)



液体クリーナーを使うと

外側はだいぶ変色が取れてキレイになりましたが、


内側には まだヨゴレや変色がこびりついたようになっていて

そう簡単には落ちません。。。
DSC00588.jpg


次に、ペースト状の銀器磨き「シルバースミス・ポリッシュ」を

綿棒などを使って、磨きたい箇所に塗ってみました。
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黒くすすけたようになっている内側にも塗ってみます。
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クロスで 磨いてみました。
DSC00611.jpg


すると、ここまで キレイになりました(*^_^*)

冒頭に出てきた磨く前の写真と比べると、ヨゴレの落ち方が 一目瞭然です。
DSC00617.jpg


刻印もしっかり見えるようになりました♪
DSC00621.jpg



だいぶキレイになりましたが、

まだ 黒い部分が残っているので、

もう少し 磨いてみます。


ここで、どうしても落ちない 頑固なシルバーのヨゴレやくすみに

さらに 強力な助っ人の 登場です。


シルバー・フォーム

今回 初めて 使ってみましたが、

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これがまた 想像以上に

効果がありました(*^_^*)!




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■シルバーのお手入れ方法について(5)



液体タイプのクリーナーは 手軽で 簡単ですが、

強力なので 細かな細工、燻しを施してあるものには

注意が必要です。



またクリーナーは

お石が使われている場合には 絶対につかない様に

しないといけません。



ヨゴレがひどくない場合には、

シルバークロスで磨き、簡単にお手入れしたり、

ペースト状の銀器磨きを 綿棒などにつけて

磨くだけでも 良いと思うのですが、


液体クリーナー、ペースト状銀器磨きを使っても、

どうしても落ちない 頑固なシルバーのヨゴレやくすみに、

さらに 強力な助っ人をご紹介します。


シルバー・フォーム
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まず、Kirk のキャンドルスナッファーですが

●液体タイプのクリーナー、「シルバーディップ(シルバーバス)」

●ペースト状の銀器磨き「シルバースミス・ポリッシュ」を使って

このくらいまで キレイになりました。
DSC00575.jpg


しかし まだ、ヨゴレが取りきれていません。
DSC00617.jpg



そこで、

シルバー・フォームを使ってみました。



ちょっと多めに 塗ってみます。

ペースト状のシルバーポリッシュよりも

もう少し ねっとりした感じです。
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あ、だいぶ ヨゴレが取れてきました!
こびりついていたものが カサブタのように

フォームといっしょに擦ると はがれてくるような感じです。
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おぉ〜 こんなにキレイになりました!
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外側もピカピカになりました(*^_^*)
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さらに 今回は 銀器磨き用の馬毛ブラシも使ってみました。
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ルプセなど細かい打ち出し模様などをクリーニングするときに便利です。
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そして 最後は クロスで仕上げ磨きをします。
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こんなにキレイになりました!
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ルプセ模様も 見事によみがえりました。
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最初はよく見えなかった刻印もクッキリ!
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こびりついていたヨゴレが すっかり取りました♪
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そして、非常に優美な

Kirk & Sons のキャンドルスナッファーの姿がよみがえりました!
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シルバーのお手入れは

めんどくさいと思われがちですが、


でも、良い銀磨き製品を使って、

正しい方法で磨き、

正しいお手入れ方法を覚えれば、

簡単にメンテナンスができます。




私が シルバーに強く惹かれる

理由の一つは、



100年以上前に作られたアンティークの

銀のアクセサリーや銀食器でも

正しい方法で お手入れをすれば、



100年前、200年前に作られた

当時 そのままの輝きが よみがえるからです。


時代を越えて

そのジュエリーや銀器を 世に送り出した

古の匠たち、銀細工師たちの 熱い想いや、




それを大切に愛でた

先人たちの 温かな想いが

掌中で 彷彿されるからです。





シルバーの一番簡単で良いお手入れの方法は

やっぱり 毎日 身に着けたり

実際に使って 愛でてあげることかもしれません。




そのつど 小まめにシルバークロスなどで拭き、

愛情こめて磨いてあげると

さらに いっそう輝きが増すような気もします。




ものは 単なる「モノ」ではなく

そこには 魂の息吹のようなものが

込められて いるのではないでしょうか。



時代を超えた

古の匠たちの 温かな ぬくもり、

銀細工師たちの たましい 想いを



過去から現在、そして未来へと

真心こめて また  あなたに

おつなぎすることができたら

嬉しいなあと



シルバーを磨きながら

いつも思うのです……☆




店主 ミツコ

 

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